土地を売却する際に必要と言われる「確定測量」とは🤔❓

所有している土地もしくは古家付の土地を売却する際、「確定測量」が必要になる場合があります。
「確定測量」とは、売却対象の土地の境界を確定させた測量図になります。

本来、隣地や道路との線引きを明確にする境界を確認するため、石や金属などで作られた境界杭が敷地内に埋められていますが、代々引き継がれてきた土地の中には境界杭が亡失していたり、何らかの理由で本来の位置とは異なる位置に境界杭が埋まっている場合があります。

境界が不正確ですと、実際の土地面積に誤差が生じたり、隣地の所有者とトラブルになるといった問題が発生してきます。
このようなトラブルを未然に防ぐため、土地を売却する際は「確定測量」を行い、境界を明確にする事が重要となります。

💬「確定測量」を行った方がいいのはどんな土地なのか？
・境界杭が埋まっていない土地
・境界杭が一部不明の土地
・測量を行ったのが何十年も昔の土地
・抵当権を設定する土地
・建築を行う予定の土地

確定測量の費用については、約３０万～８０万円程度が相場とされております。
費用については土地の所有者の状況や市役所との境界立会を行う場合（官民立会）高額になる傾向が御座います。

※民民立会とは→市役所との立会いは行わず、民間同士で立会を行う為、隣地の所有者から同意を得られればスムーズに手続きが行えます。
　官民立会とは→市役所立会いのもと境界確定を行います。市役所立会の場合は事前打ち合わせ、書類の提出等の手続きが必要となるため時間を要します。

確定測量は土地家屋調査士など、資格を有する者と隣地の所有者が立会いのもとで測量を行います。
そのため、隣地の所有者から署名・捺印を頂いた「確定測量図」は土地を売却する際に最も信頼される書類とされています。

八潮市・草加市・三郷市・越谷市周辺エリアで土地の確定測量を行いたいとお悩みのお客様がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい