共有名義で自宅を購入!夫婦で住宅ローンを組んだ場合のメリット・デメリットとは❓
2022/11/15
自宅を購入する際に、住宅ローンを夫婦「共有名義」で契約できることをご存じですか?
今回は共有名義で契約すると、どんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介致します
💬そもそも「共有名義」って何?
自宅を購入すると、登記事項証明書(登記簿)へ所有者である事を示す、名義人の登記を行う必要があります。
住宅ローンを共有名義で契約した場合、1つの不動産を2人で所有する事になるため、それぞれの名義と持分が登記されます。
※持分とは・・・物件購入時の負担金額に応じて設定される所有権の割合のことです。
例:3,000万円の物件を購入するのに夫が2,000万円、妻が1,000円で住宅ローンを組んだ場合…夫の持分が3分の2、妻の持分が3分の1となります。
💬「共有名義」にするメリットとは?
1.借入額を増やすことが可能になります
共有名義の場合、夫婦の収入を合算することができる為、借入可能額を増やす事が可能になります。
借入額が増える事で購入できる物件の選択肢も広がるため、
2.住宅ローン控除を2人で受けられます
夫婦それぞれで住宅ローンを組んだ場合、それぞれのローン残高に応じて控除を受ける事が可能になります。
単独名義(1人)で契約した場合には住宅ローンを組んだ当事者のみしか控除が受けれませんが、共有名義で契約する事で各々控除を受けられるため、控除額が大きくなる可能性があります。
3.相続税の対策になるかも?
相続税は遺産の総額によって税が課せられますが、共有名義の場合、万が一夫婦のどちらかが亡くなった時、亡くなった方の所有している持分のみが相続の対象となります。
仮に持分の割合が二人で半分(3,000万円ならそれぞれ1,500万円ずつ)なら、相続税の対象となる評価額も半分に相続税を減らせる可能性があります。
💬「共有名義」にした場合のデメリットとは?
1.所有している不動産であっても自由に売却ができません
将来、自宅の売却したいと思っても、共有名義になっている不動産は、各共有者の同意を得ずに売却する事ができません。(民法251条)
当初は夫婦2人の共有名義だったものが、夫婦のどちらかが亡くなり子どもや孫へと持分が分割し相続された場合、共有名義人がどんどん増えていきます。
共有名義人が増える程、売却時の話し合いは進みにくくなるため、注意が必要です。
2.所有している不動産であっても第三者へ貸し出す事ができません
売却と同様、使用していない土地や建物を第三者へ貸す場合、各共有者の持分の過半数以上の同意を得ることが必要となります。(民法252条)
※例:共有名義人が3人居て、それぞれ持分3分の1ずつ所有している場合には3人の内2人から同意が必要になります。
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共有名義で契約すると様々なメリットがある反面、もちろんデメリットもあります😔
「共有名義にしたことで将来的に売却ができないのでは?」とご不安に思う方もいらっしゃるかと思います。
共有名義で所有している物件であっても、共有者からの同意を得られれば単独名義(1人)へ変更する事も可能です。
ただし、共有者全員からの同意が必要になってくるため、変更するための交渉は慎重に行う必要が御座います。
弊社では八潮市・草加市・三郷市・越谷市周辺エリアを中心に所有されている土地や建物の売却のお手伝いをさせて頂いております。
また、売却が難しい土地や古い建物の買取のご相談も承っております。
共有名義で自宅の購入を考えているお客様、既に共有名義で所有している不動産についてお悩みのある所有者様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談下さい📞😊📧
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