土地を購入する前に現地の状況を確認しましょう💡

土地を購入し、建物を建てようとした際、敷地内や土地の目の前に建っている電柱が邪魔になることがあります。
建物が建っていないときには気付かず、建築プランを相談する際に初めて気づかれる方も少なくありません。

「電柱は公共のものだから、どうしようもない…」と思ってしまうかもしれませんが、実は電柱は移設交渉が可能です。
全ての場所で移設が出来るというわけではないため、事前に問合せをして移設が可能かを確認しましょう。

 

■電柱移設の相談先
電柱の移設を希望する場合、管轄の電力会社へ連絡をします。
その際、該当の電柱についているプレートの「電柱番号」が必要になるため、対象地の住所と電柱番号を控えておきましょう。

 

■電柱移設までの期間
電柱移設を申請してから、実際の移設までは早くても1ヵ月は必要と言われています。
状況によってはもっと時間がかかる場合があるため、建物の建築計画がある場合には電力会社へも事情を伝え、確認しましょう。

 

■支線だけを移動したい場合
電柱は邪魔に感じないけど、支線が邪魔と感じる方もいらっしゃいます。
その場合、支線だけを調整してもらうことも可能です。但し、安全面の部分で支線が移動できない場合もあるため、管轄の電力会社へ確認しましょう。

移設場所によっては近隣の迷惑になる可能性もあるため、トラブル抑制のためにも移設後、どこに電柱が建つのか必ず確認しましょう。

 

 

電柱は、NTTの電話線も共有して利用していることがあります。
電柱のプレートを確認し、NTTと共有しているようであればNTTとも交渉が必要になります。

土地を購入する際には、敷地内や土地の目の前に電柱は建っていないか、電柱や支線が建物を建てる際に邪魔にならないか調べておくことをオススメします。

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