引越し前にチェック！災害リスクの備えに「ハザードマップ」を活用💡

みなさんは物件を探す際、近くに山や河川が無いか、地盤は緩くないか等気にされた事はありあませんか？
今回は、災害時リスクを確認するために活用できる「ハザードマップ」について簡単にご説明致します。

🟦ハザードマップとは？
そもそも、ハザードマップとはどのようなものかご存じない方もまだまだ多いかと思います。
ハザードマップは各市区町村で作成された、自然災害時による被害の軽減や防犯対策に使用することを目的とした、被害予想範囲を地図化したものです。
ハザードマップには、主に５つの種類があり、それぞれ災害が地図化されています。

・河川浸水洪水・・・河川の氾濫や水害のことで、河川浸水洪水マップを参考にすることで氾濫時に浸水被害にあう可能性がある地域を把握することができます。
・土砂災害・・・土砂流れや崖崩れの事を指し、土砂災害マップを参考にすることで自然災害時の被害予測地域を調べることができます。
・地震災害・・・地震災害マップでは、地震によって発生する液状化現象や、大規模な火災が発生した場合の被害予測地域が地図化されています。
・火災防犯・・・火災防犯マップでは、火口が出現する可能背があるエリアや、溶岩流や火山灰の被害が発生する恐れのある地域が地図化されています。
・津波浸水・高潮・・・津波浸水・高潮マップでは、津波による浸水の恐れがある地域や高潮による浸水の恐れがある地域について地図化されています。

不動産の取引においては、2020年8月に施行された改正法により、「水害リスク」についての説明が義務化されました。
ハザードマップを活用する事で自然災害時の避難場所を把握する事ができます。
長く安心して暮らす場所を見つける為に、ハザードマップを活用するのもいいかもしれませんね。

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