ご高齢でも賃貸物件の契約は可能！身元引受人とは❔

年齢を重ねても賃貸物件で暮らしたい、と希望する方も少なくありません。
しかしながら、高齢になると賃貸借契約を結ぶのが難しくなるということがよくある話です。
高齢者だからといって、全ての物件が賃貸借契約を結べないわけではありません。
一般的に、ご高齢の方が賃貸借契約を結ぶ場合には、「連帯保証人」が必要になるケースが多いです。
中には連帯保証人とは別に「身元引受人」が必要になる場合もあります。
今回は、ご高齢の方が賃貸物件を借りる際に必要になるかもしれない、「身元引受人」について簡単にご説明致します。

◆身元引受人とは
ご高齢の方の賃貸借契約において必要になるのはほとんどが「連帯保証人」になります。
ただし、ご高齢のの夫婦、単身の方の場合は「連帯保証人」とは別に「身元引受人」を要求されることも少なくありません。
身元引受人は、契約者に万が一のことがあった際に身柄を引き取る人になります。
主に高齢の方が賃貸物件を借りたり、高齢者施設を利用する際に必要で、契約者の親族が引き受ける事が多いです。

◆賃貸契約における身元引受人の役割とは
万が一、契約者が認知症等で判断能力が低下した際に、契約者本人に代わって身元引受人が代理人の役割として話合いをしたりします。
また、契約者が万が一亡くなってしまった場合には、亡くなった後の退去手続きや所持品の整理、遺品の引き取り、未払い家賃等の精算等の連帯責任も身元引受人が行うことになります。

近年では親族が居ない高齢者の方や、単身者の方、また何らかしらの事情により親族に頼めないケースも増加しております。
その場合には成年後見人制度やシニアサポートサービスを利用するといった方も少なくありません。

上記を含め、「身元引受人」をお願いする場合には、どのような役割を負うのかを事前に確認しましょう。

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