東京都での空き家活用方法～5年未満の起業家向けの事業プラン募集開始～

東京都では2023年6月20日より、起業家向けの空き家活用事業プランの募集を開始しました。
空き家の利活用に有効と認められた事業プランを採択し、採択後には補助金での支援を実施します。

 

🖊募集～決定までの期間
▮申請期間：２０２３年６月２０日～９月２９日迄
▮申請方法：東京共同電子申請・届出サービスでの提出／指定の提出先へ郵送での提出
▮書類審査：２０２３年１０月
▮面接審査：２０２３年１２月上旬頃
▮採択者決定：２０２３年１２月中旬頃

🖊申請資格

・東京都内の中小企業者の内、法人登記及び開業届出を行ってから、5年未満の法人もしくは個人
・法人登記を行ってから5年未満の東京都内の特定非営利活動法人または一般社団法人等

※法人の場合は、本店の所在地もしくは主たる事務所が東京都内で登記されている必要があります
個人の場合は、東京都内が主たる事業所として届出されている必要があります

 

🖊応募の対象となる事業プラン
東京都内の空き家を活用した事業プランで、下記の条項に全て該当する事が条件となります。
※令和４年度起業家による空き家活用事業募集終了日までに事業を開始しているプランは除きます
１．新たな空き家の利活用となる事業プランであること
２．令和６年度中に事業プランを実施する見込みが立っている事
３．活用する空き家が具体的に決まっており、申請する事業プランを実施することについて空き家所有者から合意を得ていること。
４．活用する空き家が申請時点、または、事業に着手した時点で過去1か月以上の間使用実績がない空き家（戸建て住宅（店舗併用住宅を除く。））であること。
５．活用する空き家の建物所有者と土地所有者が同一であること。
６．令和5年中に活用する空き家全体について空き家所有者と賃貸借契約等を締結するなどして、空き家を活用する権利関係が確定することが見込まれること又は既に賃貸借契約等を締結していること。
７．事業プラン実施時において活用する空き家が都市計画法の用途地域制限や建築基準法等の法令に適合していること。
８．事業プランを実施することについて、近隣住民等の理解を得られている、または得られる見込みがあること。

🖊採択後の支援概要

＜起業家への補助金＞
プランが採択された場合、補助金を受け取ることが可能えす。
補助金を受け取る場合には、「補助金交付申請書」等の申請書類の提出が別途必要となります。
▮申請期間：本事業の申請期間と同じ
▮補助対象期間：交付決定から１年以内
▮対象経費：家賃等相当額
▮補助率：３分の２
▮補助限度額：２１６万円

 

＜空き家の所有者への補助金＞
採択された事業プランに、空き家を提供した建物の所有者に対して、管理費相当額（固定資産税・都市計画税）の補助を行います。
▮補助期間：採択された翌年度から最大３年間
▮補助率：１年目…１０分の１０｜２年目…３分の２｜３年目…３分の１

上記に記載したプランの詳細については、東京都公式サイトからも詳細を確認できます。

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