「テラスハウス」は「一戸建住宅」と何が違うの❔

賃貸物件、とくに一戸建の貸家をお探しのお客様の中には、「テラスハウス」と表記された物件資料を目にしたこともあるかと思います。
今回は、「テラスハウス」と表記されている物件は普通の一戸建の建物と何が異なるのか、簡単にご説明致します。

■「テラスハウス」とは？
テラスハウスとは、一戸建の住宅がくっついて並んだような住宅の事を指します。
昔の日本でいう「長屋」が「テラスハウス」という言葉で表記されています。
一戸建の住宅との大きな違いは、隣家と壁を共有しているということです。

■テラスハウスの特徴
テラスハウスは一戸建と同じ感覚で生活できるのに、一戸建の住宅と比べて家賃が比較的安くなる傾向があります。
隣家と壁を共有して建てられているテラスハウスでは外壁面積が少なくなり、またインフラもまとめて整備する事が可能になるため建築コストを抑え、その分賃料も安く設定することが出来る場合があります。
また、壁を共有していてもアパートやマンションとは異なり上下階に他の住戸がないため、小さいお子様がいらっしゃる場合にも上下階への騒音を気にせずに生活できます。
ただし、建物によっては隣家からの生活音が気になることもあるため、事前に遮音性の高い設計や仕様になっているか確認する事をおすすめ致します。
もし、気になる場合には隣家と接する壁部分へ収納や家具を配置したり、防音材を貼る等、ご自身でカバーしてみるのも良いかもしれません。

長屋と言われると、たいていのかたは「昔の家」とイメージしやすいですが、固定観念に縛られず、さまざまな物件に目を向けてみると、意外な発見があるかもしれません。
実際に物件を内見し、どんなメリット・デメリットがあるのかをしっかり確認して、検討してみましょう💕

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