屋根の塗装は外観の美しさを保つだけではありません✨

屋根の塗装というと「屋根を綺麗に見えるため」という役割が一番に思い浮かぶかもしれませんね。
美観性を高めるといった役割はもちろん、定期的に行う屋根の塗装には「屋根の劣化を保護する」といった一番大切な役割があります。
屋根の塗装は紫外線や熱などによって５年～１５年程で劣化し、防水効果が弱まります。
防水効果が弱まると、屋根が雨水を吸い込むようになり、苔やカビが繁殖したり、屋根がひび割れを起こしたりします。
屋根の下には防水シートがありますが、屋根から水が侵入すると防水シートや野地板等を痛め、建物全体の劣化にもつながります。
屋根の塗装をせずに建物内部にまで影響が出てしまうと、大規模な修繕が必要になる可能性もあります。
そのため、屋根の保護機能がなくなる前に、屋根の塗装をおこない、保護機能を保つことが大切になります。

🍀屋根の塗装の役割
１．建物の美観性を高める
経年劣化によって色あせてしまった屋根も、塗装によって色艶が出ます。
塗装は別の色に変える事もできるため、遮熱効果のあるカラーや建物の雰囲気に合わせたカラーに変更することも可能です。

２．雨や紫外線、錆から屋根を保護します
スレート瓦やセメント瓦の屋根は水を吸収する性質があるため、塗膜で表面コーティングを行い、防水しています。
また金属屋根は錆やすく、塗膜により錆の原因である水や酸素を通さないよう保護しています。
塗装で塗膜を形成することで、雨や紫外線、錆などから屋根を保護することができます。

３．屋根の塗料で機能性を追加できます
屋根の塗料によっては「遮熱、断熱、防カビ、防汚」等の機能をもたせることができます。
例えば遮熱効果が期待できる塗料で屋根を塗装するれば、太陽からの熱を反射し、屋根表面の温度を下げることができ、熱による屋根の劣化を抑えることができます。

屋根の美しさを保つために塗装を行うというイメージが強いかもしれません。
外観からの美しさを保つだけでなく、建物全体の劣化を防ぐ事をがもっとも大切な役割なのです。

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