BELS（建築物エネルギー性能表示制度）について

BELS（建築物エネルギー性能表示制度）とは、建築物省エネ法第7条に基づき建築物の省エネ性能を表示する第三者認証制度の1つで、一般社団法人住宅性能評価・表示協会が運営しています。
一次エネルギー消費量をもとに、削減率や基準の適合合否、性能に応じて5段階の星マークで表示され、新築だけでなく既存住宅についても評価・表示が可能ですので、建物の資産価値を示すひとつの指標にもなります。

🏠BELS（建築物エネルギー性能表示制度）で評価される性能とは
１．外皮性能（性能基準・仕様基準）
２．一次エネルギー消費量（性能基準・仕様基準）

一次エネルギー消費量は照明設備・換気設備・冷暖房設備・給湯設備等が消費するエネルギーを合算して算出されます。
家電やその他エネルギーの消費量は含まれません。

🏠BELS（建築物エネルギー性能表示制度）の考え方
建築物のエネルギー消費性能の見える化を通じて、エネルギー消費性能に優れた建築物が市場で適切に評価され、消費者に選択されるような環境整備を図ることが重要になります。
市場で適切に評価されるためには、信頼性の高い評価指標や第三者の評価による建築物のエネルギー消費性能の表示制度の充実及び普及が有効です。
こうした表示制度の普及により、建築主等に対してインセンティブが付与され、建築物のエネルギー消費性能の向上につながることが期待できます。

※国土交通大臣による建築物のエネルギー消費性能の向上に関する基本的な方針（案）より、一部抜粋

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