災害時に役立つ「ハザードマップ」の活用について

昨日のような台風の影響の豪雨や、予測できない地震、土砂災害など自然災害が発生した際にハザードマップを活用する事で、予測される被害の規模や範囲、避難所の場所を確認することができます。

■「ハザードマップ」とは？
ハザードマップでは、お住まいの地域で起こるであろう災害を予測し、被害範囲を記した地図です。
市役所で入手できるほか、各自治体のホームページからも確認する事が可能です。

🗺ハザードマップで確認できる災害の種類

１．洪水　…河川が氾濫した際に想定される浸水域や深さ、また避難場所が確認できます
２．内水　…下水道の排水能力が追い付かないほどの大雨が降った際に想定される浸水域や深さを確認できます
３．津波　…津波が陸上に押し寄せた時の浸水域や深さを確認できます
４．高潮　…台風などで海水が堤防を越え、浸水されると想定される地域と深さが確認できます
５．土砂　…土石流や地滑り等の土砂災害が発生する危険地域を確認できます
６．火山　…火山噴火による、噴石や火砕流などの影響が及ぶとされる範囲を確認できます
７．地震　…震災時の震度や揺れの大きさなどが確認できます
８．地盤被害　…震災時に発生する、液状化被害の可能性が確認できます

ハザードマップに記されている情報は、各自治体により異なります。
内陸の地域であれば津波・高潮に関するハザードマップがなかったり、その地域で発生する可能性がある災害に関するものが記されています。

また、中には避難場所などが記されていない場合もあるため、自宅から近い避難場所を確認し、避難場所までのルートも前もって確認しておくことで、いざという時に慌てず安全な避難が可能となります。

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