不動産の売買契約と六曜のお話

所有している土地や建物売却や建物の建築等、不動産の売買契約日や引渡日。地鎮祭などの大事な行事を行う際、お日柄を気にされる事も少なくありません。
今回は不動産の取引における六曜につい簡単にご説明致します。

●六曜とは？
中国で生まれた吉凶判断の元となる「大安」「友引」「仏滅」「先勝」「先負」「赤口」を「六曜」といいます。

・先勝
先んずれば即ち勝つという意味を持ち、万事に急ぐことが吉とされ、訴訟事に良い日とされています。
時間帯によって吉凶が変わり、午前中が吉・14時～18時までは凶とされています。

・友引
勝負事で引き分けになる日（共に引き分ける）だと言われます。
現在は凶事に友を引くという意味が一般的で、葬式や法事は避けるべき日と認識されている方が多いです。
時間帯によって吉凶が変わり、朝が吉、昼が凶、夕方は大吉とされています。

・先負
先んずれば即ち負けるとされる日なので、勝負事や急用を避けるべきで、万事に平静であることが良しとされています。
時間帯によって吉凶が変わり、午前中が凶、午後は小吉とされています。

・仏滅
物事が滅する（終わる）という意味があり、仏すらも滅する大凶日だとされます。
六曜の中では最も縁起の悪い日とされ、お祝い事を避けるべき日とされています。

・大安
大いに安しという意味を持ち、何をするにも吉とされる日で、時間帯による吉凶の区分がありません。
六曜の中で最も縁起が良いとされています。

・赤口
陰陽道で縁起が悪いとされる「赤下日」に由来し、全てが滅びる凶日とされていました。
現在も火や刃物など死を連想させるものに注意すべきとされます。
赤口は正午だけ吉とされます。

不動産のお取引は人生の中でとても大きな行事になります。
六曜を参考に、可能な範囲で縁起を担ぐのも良いかもしれません😆

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