賃貸保証会社について

賃貸物件へご入居頂く際、賃貸保証会社への審査に通る事が条件となっている物件も多くあります。
賃貸保証会社の審査は、加入される保証会社によって審査基準が異なります。

●賃貸保証会社の共通事項
保証会社の審査では「毎月の家賃を支払う能力があるか」を判断します。
その為、一般的には賃料が月収の１／３程度であれば審査が通りやすいと言われています。
※各保証会社の審査基準や否決理由については、管理会社や仲介業者、大家さんであっても明確な理由は提示されません。

 

●賃貸保証会社の種類
賃貸保証会社には、「信販系」「LICC系（一般社団法人　全国賃貸保証業協会）」「CGO系（賃貸保証機構）」「独立系」の４つに大別されています。

「信販系」賃貸保証会社
・㈱アプラス
・㈱エポスカード
・オリコ
・㈱ジャックス
・㈱セゾン
・㈱セディナ
　ｅｔｃ...

信販系の保証会社で審査を行う場合、CICやJICCなどの過去の履歴情報を参照に審査が行われます。
そのため、もっとも審査が厳しい保証会社と言われています。
信販系の情報をもとに審査される項目として下記の項目履歴がある場合には高確率で審査「否決」になりやすいと言われています。
・クレジットカードの滞納
・公共料金の滞納
・国民健康保険料の滞納
・住民税/市（都）民税/所得税の滞納
・携帯電話の分割払いの滞納
・奨学金の滞納
・犯罪逮捕歴
・反社会的勢力

「LICC系」賃貸保証会社
・エルズサポート㈱
・全保連㈱
・ジェイリース㈱
・アーク㈱
　ｅｔｃ...

全国賃貸保証業協会へ加盟している保証会社のため、保証会社同士で申込者の個人情報を共有しています。
その為、LICC系の保証会社へ過去加入していて、滞納事故などを起こしている場合には、他社の審査にも影響してきます。

「LICC系」賃貸保証会社
・日本セーフティー㈱
・㈱Casa
・フォーシーズ㈱
　ｅｔｃ...

賃貸保証機構に加盟している保証会社でLICC系とは異なり、他社との情報共有は薄く各社独自の審査を行っています。
そのため、「日本セーフティー㈱での審査は否決となったが、㈱Casaでは承認された」というケースもあります。

「独立系」賃貸保証会社
・日本賃貸保証会社
・㈱ナップ
・新日本信用保証株式会社
　ｅｔｃ...

各社で独立しており、独自基準の審査をおこなっています。
比較的審査基準が優しいとされていますが、過去に滞納事故など起こしてる場合には同社での審査は高確率で「否決」となるといわれています。

 

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過去に家賃を滞納した事もなく、収入に余裕があった場合でも保証会社の審査によっては「否決」となってしまう場合があります。
「否決」の理由については、保証会社は申込者にも管理会社・仲介業者、オーナーも理由を明確にすることはありません。
また、保証会社によっては申込時に提出する書類も異なります。
審査が通らないかも…とご不安な方には別の保証会社をご紹介する事も可能な場合があるため、事前に不動産会社へ相談しましょう。

 

 

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