先を見据えた家選び～マンション編～

歳を重ねるにつれ、老後のセカンドライフについて具体的に考え始める方も少なくありません。
将来的に今住んでいる家は広すぎるので、マンションに住み替えたい、また老後は郊外に引越しゆっくりと過ごしたいとお考えになる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、将来的にはマンションへ住み替えたい方向けに、老後のマンション暮らしについてご紹介します。

●マンションの特徴

・階段の昇り降りの負担が少ない
一戸建ての家と比較した場合、マンションには特殊な間取りやデザインでない限り、室内に階段がないため部屋への移動が負担になりにくいです。
また、バリアフリー化されているマンションであれば、段差がも少なく転倒などの怪我の減少が期待できます。

・建物のメンテナンスの負担が減少
マンションでは、通路や階段など共用部分のメンテナンスを管理組合などが行います。
また、建物の外壁や屋根の塗装なども自身で行う必要がなくなるため、メンテナンスの負担が減少されます。
そのかわり、マンションでは毎月管理費や修繕積立金を支払う必要があります。

・セキュリティ面で安心できる
物件によりますが、分譲マンションでは管理人が常駐している場合があります。
またマンションによっては、オートロック式になっている物件もあり、一戸建ての家と比較した場合、自分で警備会社と契約する必要がありません。
高齢の方や高齢女性の一人暮らしの場合、犯罪に巻き込まれないか心配に思われる方も少なくありません。
そのため、監視カメラが設置されていたり、オートロックになっているような防犯対策のされているマンションであれば安心してセカンドライフをおくることができます。

一戸建、マンションそれぞれに良い面、悪い面があります。
マンションではセキュリティ面や利便性の良い立地で生活できるといった面もあれば、毎月管理費や修繕積立金など毎月必ず支払うべき費用が発生します。
将来、どのような生活をおくりたいのか、また家計の収支を考慮し検討することをお勧め致します。

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